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子供嫌いだったのに、、、 [指導]

午前は練習。
私は手が小さいのに指が回らない人で、おまけに和音も掴めないから何の得意技もないピアノ弾き(大泣)
手が小さい人は、小回りが利くから大抵指が回るはず。
でも、さあはそういう練習をして来なかったから、できない。
子犬のワルツも弾けない、、、と思っていた。だって指回らないんだもん。
たけど、そう思っているから弾けないんだよね。
挑戦!!猫のワルツと呼ばれているらしい4番も挑戦。
すぐに弾けるようにはならないけど、エチュード(練習曲)をやっているだけのことはあり、
思ったよりは弾けた。
思い込みって恐いです。それを越えてチャレンジする気持ちが大切だと実感しました。

あと、何年も前に某先生から頂いた楽譜「エンターテイナー」を引っ張り出してきた。
おそらく、ジャズはすぐできるようにはならないので、まずはこっちの方が手っ取り早いということで!
2週間後に間に合うかな??

午後は音楽教室。
出張に行くと、生徒さんはうれしそうだった。
まあ、先生というよりは、若いお姉さんと思っているのだろうね。
レッスンはふざけたり、集中できなかったりもするけど、まだ小さいし、
少しでも楽しんでくれればよし!
帰りがけにマンションの上から、下の駐車場にいるさあに向かって「バイバイ」「せんせーい」などど声を張り上げて見送ってくれた。
うれしかった。
彼女と会って3回目。ほっとした。
しばらく、私が教室から派遣されることに決まったので、責任を持って頑張ろう。

あれだけ子供が嫌いで、先生にだけはなりたくないと言っていた自分。
どうしてこんなに変わったのだろう。
よくわからない。
会社の仕事では満足できなくて、退社したのが2004年12月。
あの時は先行き不安定だった。
音楽に関わる仕事を探したけど、なかなか見つからず、でもとにかく区切りをつけるために辞める決断をした。
それで、やはり教えるという仕事が一番多いと気づく。
それだけはやりたくないと卒業当時は思っていたが、社会に出てみて変わった。
何よりも音楽に関わりたい!!
そこに運良く教室講師の空きが出たので、入れて頂く。すごいタイミングだった。

子供ははっきり言って嫌いだった。嫌いというよりも苦手という方が正しいかもしれない。
兄弟のいない自分は、子供の接し方がわからない。
従兄弟も大きく、自分はいつも遊んでもらっていた。
従兄弟の子供が自分が身近に接する初めての子供だった気がする。
当然あやし方がわからない。
そこで祖母に言われた。
「子供もあやせないなんて!何でなの??一人っ子だからよ」
覚えているものですね、こういう記憶って。
一人っ子であることを責められても、自分も親も誰も悪くない、、、。
だけど、その言われ方が悲しかった。親がかわいそうだった。
それ以来、特に子供と接することもなく、相変わらずどうしてよいのかわからない日々。
子供は嫌いというレッテルが貼られてしまった。

そんな自分が子供に教えることになった。
とにかくドキドキした。
初日の日記は確かまだどこかに残っているはず(笑)
今になって思うのは、子供と接することは、何も特別なことじゃないということ。
普通に接すればよいということ。大人、友達と話すのと一緒。
子供だからって考える必要はないんだよね。
話を聞いて、一緒に遊んで、一緒にお勉強して、、、。
一緒にいる時間の中で、自分ができる最大限のことをしたい。
上手に時間を活用して教えられたらと思う。

もしかしたら、子供と接することで、自分の音楽が少しでも良いものになるかもしれないと最近思っている♪
変化があったらとてもうれしい☆


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サンラブ

はじめまして
私も手が小さくピアノを弾くのには、かなり厳しい手をしています。1オクターブがやっとの音域ですので音楽関係は、諦めましたが凄いですね。小さい手で講師されていらっしゃるなんて!!
頑張って下さい。
うちの子供たちも幼少からピアノを習っていますがきちんと30分レッスン出来るようになるのは、かなり大きくなってからでした。
10分も鍵盤に向っていませんでした。なので講師が色々遊び要素を取り入れてレッスンして下さっていましたので大丈夫ですよ。
講師のお仕事頑張って下さい。
by サンラブ (2006-01-30 10:50) 

さあちゃん

とっても遅くなってしまってごめんなさい。
子供によりますが、10分ほどしか座っていられない子もいます。
でも、少し大きくなったら、ピアノの前に座っていられる時間が長くなったらいいなと思っています。
ちょっと安心しました。ありがとうございます。

手は小さいですが、それは何の理由にもならないと言われてしまうとそれまでです。。。
自分なりの弾き方を見つけていきたいです。
by さあちゃん (2006-03-18 01:28) 

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